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ブログアフィリエイトのステマ規制とは?どのように対応すればいいのかを解説

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令和5年10月1日からステルスマーケティング規制(通称ステマ規制)が施行されました。

消費者庁でも以下のようにステマ規制について開示されました。

令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となります。

消費者庁HPより抜粋

アフィリエイト広告を掲載している人は今回のステマ規制を知り驚いたのではないでしょうか。

そこで本記事では「ステマ規制とは何?対策が分からない」こんな方に向けてステマ規制の対応方法を解説しています。

ブログアフィリエイトを行なっている人はもちろん、これからブログアフィリエイトに参入する人もステマ規制の対策は必須です。

dekki

ぜひ本記事を参考にステマ規制の対策を行なってみてください。

筆者プロフィール

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はじめましてdekkiと申します。

2019年4月からブログ開始。
月23万PV/売上50万円まで稼げるようになりました。

最高アクセス数と収益
月間ページビュー数

現在は複数のサイトを運営しつつブログ運用サイトデッキブログを更新しています。

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【なぜ施行されるのか?】ステマ規制に至った背景

dekki

まずはステマ規制について解説します。

ステマ規制とは

消費者が閲覧するSNS・YouTube・ブログなどで広告が掲載されているにも関わらず、そのことを隠すことが「ステルスマーケティング」に該当します。そしてそれを規制するのが今回施行される「ステマ規制」です。

また「景品表示法」では消費者が誤解するような偽った表現を禁止しています。

ただ、最近では企業がインフルエンサー、YouTuber、ブログ運営者に対して良い口コミを促す依頼を行うこともあります。

dekki

実際に私が依頼された内容を紹介します。

2023年8月家庭用脱毛器メーカーから記事作成の依頼が来ました。

ここまではよくあることなので快く承諾しましたが、次のメールで記事内容の指示とAmazonレビューの高評価をお願いするメールが送られてきました。

一部抜粋してみます。

  • 本商品・サービスに関するイメージがマイナス、ネガティブになる表現はNG
  • Amazonのレビューは★4以上
dekki

他にも誘導とも取れる内容が事細かに指示されました。

結局は胡散臭い企業と判断し記事の執筆は行いませんでしたが、Amazonのレビューを見ると★4以上、鮮明な画像、テキスト150文字以上などメーカーの指示通りの口コミが掲載されていました。

またAmazonではVine先取りプログラムメンバーのカスタマーレビューという無料で商品提供されレビュー評価を行う制度があります。

このVine先取りプログラムメンバーになるにはAmazonから招待されて初めてメンバーに参加できます。

多くのVine先取りプログラムメンバーは★4以上を付けているので、良い口コミを掲載している人が優先して招待されるのかもしれませんね。

このように、良い口コミを誘導しているのでは?と思われるレビューはAmazonに限らず散見されます。

そして、消費者が自主的かつ合理的に商品・サービスが選べ、誤解を招くことがないように施工されたのが今回の「ステマ規制」になります。

【概要】ブログアフィリエイトのステマ規制とは?

ブログアフィリエイトのステマ規制では、以下の2点を守り運用する必要があります。

  • ステルスマーケティングと判断される行為は行わない。
  • 景品表示法を遵守する。

今回のステマ規制ではアフィリエイト広告が表示されているにも関わらずそれを隠して運用することが禁止されます。

そのため、サイトのトップページ(ヘッダー)にアフィリエイト広告を掲載していることを分かりやすく表示させる必要があります。

記事単位でもアフィリエイト広告が掲載させているときは広告・PRなどの記載が必要です。

また景品表示法では誤った表現や大げさな表現は禁止されています。

【罰則】ステマ規制に違反するのどうなるのか?

ステマ規制に違反した場合は刑事罰の対象となり以下の懲役・罰金が科せられます。

罰則例

景品表示法第36条
2年以下の懲役または300万円以下の罰金いずれかまたは両方。

dekki

ただしこの刑罰は事業者(広告主)に科せられるためブログ運営者が罰せられることはありません。

規制の対象となるのは、商品・サービスを供給する事業者(広告主)です。
企業から広告・宣伝の依頼を受けたインフルエンサー等の第三者は規制の対象とはなりません。

消費者庁HPより抜粋

ただし、事業者または広告主の判断で提携を解除されることも考えられるので、アフィリエイト広告を掲載している場合は収入の有無に関わらず必ずステマ規制の対策を行いましょう。

【対応方法】ブログアフィリエイトのステマ規制

ステマ規制の対応方法は以下の点が重要になります。

  • 広告が掲載されている記事と分かるようにする。
  • サイト訪問者を騙す、誤解を招く表示をしない。

表示例は以下のとおりです。

表示文言

・広告と分かる表現例
「広告」「PR」「アフィリエイト広告」「AD」「プロモーション」など。

・説明文言例
「アフィリエイト広告を利用しています」
「本ページはプロモーションが含まれています」
「A社から商品の提供を受けて投稿しています」など。

A8スタッフブログより抜粋

表示位置

トップページ
サイト訪問者が目につきやすい位置(ヘッダー)に表示する。

A8スタッフブログより抜粋

記事
アフィリエイト広告が掲載されている記事の上部に表示させる。

A8スタッフブログより抜粋

サイト全体
オーバーレイで表示させる。

A8スタッフブログより抜粋

SNS
リンクに【PR】または【広告】と表示させる。

A8スタッフブログより抜粋

詳しくは「事業者が講ずべき景品類の提供及び表示の管理上の措置についての指針」をお確かめください。

17ページ以降に「望ましい表示例」「望ましくない表示例」が掲載されています。

dekki

ちなみに望ましくない表示例は以下のとおりです。

  • 広告という文言がトップページの下部に表示されている行為(スクロールしないと確認できないため望ましくない)。
  • ハッシュタグに#広告を紛れ込ませる行為(広告と分からない、見落としやすいため望ましくない) 
  • 「広告」「PR」の文言を小さなフォントで表示させる行為(見落としやすい、認識しにくいため望ましくない)。  
  • 「広告」「PR」の文言を背景カラーと同じように設定する行為(サイト訪問者が判別しにくいため望ましくない)。

ブログアフィリエイトのステマ規制について まとめ

今回は令和5年10月1日に施行されたステルスマーケティング規制(通称ステマ規制)についてブログアフィリエイトの対応方法をまとめてみました。

【広告・PR】などの文言を入れることでサイト訪問者が離脱してしまうのでは、と気になるかもしれませんが、ユーザーの役立つ情報を掲載していればそんなに心配することはありません。

反対に【広告・PR】と掲載することで商品・サービスを購入してもらえることも考えられます。

対策をしないとアフィリエイト広告の提携解除悪質と判断された場合はASPの登録も解除されてしまうかもしれません。

dekki

ぜひ本記事を参考にステマ規制の対策を行ってみてください。

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