これからブログを始める人にとって気になるのが「ブログの収益化」。
最近はブログでアフィリエイトをしている企業も増え、ブログを収益化するのは難しいと思われている人も少なくないのではないでしょうか。
「ブログはオワコン」
「ブログで収益化は難しい」
「もう稼げない」
なんて声を聞くとやる気も半減してしまいますよね。
そこで本記事では、ブログの収益化が難しい理由や、収益化にあたり必ず押さえておきたい5つの対策を解説しています。
- これからブログを始める人
- ブログを収益化したい人
- ブログの収益化のコツを知りたい人
はじめに本記事の結論をお伝えすると、ブログを収益化するのは簡単なことではありません。
ただ、1円でも稼げればブログ収入を増やすチャンスはあります。
ブログは正しく運用すれば高い確率で収益化できます。
ぜひ本記事を参考にブログの戦い方を考えてみてください。
ブログを収益化するのが難しい理由
ブログを収益化するのが難しいと思われている理由は次のことが考えられます。
- 企業サイトのブログ参入
- 検索上位に表示されるまで時間がかかる
- 収益化まで時間がかかる
- 勉強することがたくさんある
- Googleアドセンスに依存する
これらのことはブログを運用するにあたり最低限知っておきたい事柄です。
企業サイトのブログ参入
まずブログを収益化するにあたり難しいと思われている理由は、企業サイトがブログに参入しているからです。
そのため以前のように個人ブログで上位表示させるのが難しくなっています。
例えば、企業サイトが上位を占めているキーワードは「◯◯のおすすめ◯選」「◯◯の口コミ」などです。
最近はキーワードをサイト名にしている企業サイトもあるので、個人ブログで収益化するのはどんどん難しくなってきています。
また、個人ブログ→個人事業主→法人化をして活動しているサイトもあります。
そのため、企業と同じ土俵で戦うには個人ブログならではの強みを活かさないといけません。
- 細かいキーワードが狙える
- 記事のオリジナリティが高まる
- すぐに行動できる
具体的な対策は後半で詳しくまとめています。
検索上位に表示されるまで時間がかかる
ブログの収益化が難しいと思われている2つ目の理由は、検索上位に表示されるまで一定の時間がかかるからです。
ジャンルやサイトの運用方法によっては、すぐインデックスされて上位表示されることもあります。
ブログを収益化する場合、まずは自身のサイトを検索の上位に表示させることが重要です。
上位表示させるパターンはいくつかあります。
- 誰も使っていないキーワードを使用する
- 数ヶ月後に上位表示
- 上位表示させやすいジャンルを狙う など
しかし、これらのことが分かっていても上手くいかないのがブログです。
後半で検索上位に表示させるポイントをまとめています。
収益化まで時間がかかる
3つ目のブログの収益化が難しいと思われている理由は収益化まで時間がかかるからです。
ブログを収益化させる目安は約1年です。
このことは検索上位に関係しますが、ブログを収益化するには検索上位でアクセスを増やす→次に収益化までの動線を作るこの流れが重要です。
一度アクセスが集まれば収益化までの道のりは8割成功です。
※アクセス=収益化ではないのでご注意ください。
ブログを収益化させるにはアクセス以外に商品・サービスを実際に購入してもらわないと収益になりません。
この点も後半でお伝えします。
勉強することがたくさんある
ブログの収益化が難しいとされる4つ目の理由は、勉強することがたくさんあるからです。
ブログ運営は次のようなスキルが必要です。
- ライティングスキル
-
記事を書く能力
- SEOのスキル
-
検索上位に表示させる施策
- アクセスの解析スキル
-
アクセスの流れや読者の行動など
- WordPressのスキル
-
基本操作やキレイに装飾する能力
- デザインスキル
-
画像を編集する能力
ブログ運営は記事を書き続ければ収益化できるというわけではありません。
上記で挙げたスキルは最低限必要な項目です。
どのスキルもすぐ身に付くものではなく、実践から学び試行錯誤を繰り返して身に付きます。
最近はブログの関連書籍やYouTubeでも色々アップされているのでぜひ活用してみてください。
私のおすすめはKYOKOさんのYouTubeです。
特に3年ほど前の動画はライティングやキーワードの選定方法について詳しく解説されています。
ぜひ参考にしてみてください。
Googleアドセンスに依存する
「Googleアドセンスの審査に合格しました!」ブログ初心者に立ちはだかる最初の壁です。
私は合格まで18回落ちました。
ですがGoogleアドセンスに依存してしまうとブログ収益を伸ばすのは難しいです。
Googleアドセンスの1クリック平均は20円~30円ほど。
私の例を挙げると月間10万PVのときで平均2万円〜3万円の収益です。
ちなみに、他のASPではもしもアフィリエイトの物販で20万円ほど、他のASPで10万円ほど稼いでいたのでGoogleアドセンスだけでは非効率です。
ブログ初心者のうちはアドセンス広告を使用するのもいいと思いますが、ある程度アフィリエイトで売れるようになったら、アドセンス広告は少し制限したほうが収益は伸びます。
私は1年ほど前からアドセンス広告を減らしました。
すると顕著に結果にも現れ売上が伸びました。
※アクセスを集めてクリックを促すブログの場合はアドセンス広告を外す必要はありません。
ここまではブログの収益化が難しいと思われている理由を5つ紹介しました。
中でも企業サイトは、今まで個人ブログとして活動をしていたサイトが法人化をして検索上位をキープしているサイトも見られます。
そうなるとブログを始めたばかりのサイトですぐに上位表示させるのは難しいです。
後半で対策をまとめていますので、参考にしてみてください。
ここまでは、ブログの収益化が難しいと思われている理由を紹介しました。
次の章ではどのようにすればブログを収益化できるのか、3つのポイントを解説しています。
そしてその次の章では、ブログの収益化に直結する5つの対策をまとめています。
初心者がブログを収益化するためのポイント
確かにブログを収益化させるのは難しいです。
私も苦労しました。
ですが、以下の3つのポイントを知っているか知っていないかで結果は大きく変わります。
大袈裟ではなく本当です!
- ジャンル選びを間違えない
- 特化ブログを運営する
- 読者に価値を提供する
ジャンル選びを間違えない
ブログを収益化する上でジャンル選びは非常に重要です。
ポイントは2つ
「YMYLには手を出さない」
「E-A-Tを意識する」
YMYLとは人生において影響の大きいジャンルのことを指します。
以下のジャンルがYMYLに当てはまります。
要は個人ブログではこれらのジャンルは避けましょうね。ということです。
私もYMYLを知らなかったときは債務整理や投資、保険などアフィリエイト報酬の高いジャンルを選んでいましたが完敗です。
100記事以上無駄にしました(泣)。
YMYL関係の仕事をしているから参入を試みる人もいるかもしれませんが、辞めておきましょう。
理由は勝ち目が無いからです。
もう少し深掘りすると、私たち個人ブロガーはGoogleに評価されないと検索上位になりません。
それはキーワード選定だけではなく、誰が作ったサイトなのか?というのも非常に重要です。
これがE-A-Tになります。
アフィリエイト報酬の高いジャンルの多くは企業が独占しています。
また、リスティング広告も出しているのでお金の力を使い上位表示させています。
リスティング広告とは、検索すると「スポンサー」と表示される広告のことです。
リスティング広告は1,000円から始められますが、大企業ともなれば数千万円以上の予算を組んで運用しているところも珍しくありません。
そんな大企業と個人ブログだとGoogleはどちらを評価するか?もちろん企業サイトですよね。
なのでジャンル選びはめちゃくちゃ重要です。
間違ってもYMYL領域には手を出さないようにしましょう。
ちなみに実際に私も月5万円の予算でリスティング広告を出したことがありましたが、トントンか月によってはマイナスでした。
個人ブログではやらないほうが無難です。
特化ブログを運営する
先ほどのジャンル選びに関連することですが、特化ブログを運営することも重要です。
それも超・特化ブログです。
ブログ初心者のうちは色々なジャンルに挑戦したいという気持ちもあるかもしれませんが、あまりおすすめしません。
やるなら、サブドメインかディレクトリで分けるか、全く違うジャンルなら新規でドメインを取って運用しましょう。
特化ブログにする理由はいくつかありますが、最近の理由だとキュレーションサイトが増えたからです。
- キュレーションサイトとは
-
グノシー、TRILL、MERYなど特定のジャンルで大量の記事を掲載しているサイトのこと
キュレーションサイトは個人ブログのジャンルにもどんどん乗り込んできます。
ファッション、コスメ、グルメ、旅行、占い、恋愛、雑学など、毎日1000本以上の人気記事を配信!あらゆる場面であなたの興味をきっと刺激する、そんな情報がたくさん詰まっています。
TRILL [トリル] |国内最大級のライフスタイル情報メディア
例えば、TRILLの例を挙げると2023年4月時点のインデックス数は98,700件です。
そして取り扱いジャンルはファッション、コスメ、グルメなど毎日1,000本以上の記事を配信しています。
勘の良い人は超特化にする理由が分かったかも知れませんが、ファッションというジャンル一つとっても、メンズ・レディース、トップス・パンツ、小物、スニーカーなど多岐に渡ります。
なので「ファッションブログ」だけだと特化ブログにさえなりきれていません。
例えばファッション→女性向け→韓国ファッションサイト→安心できるサイトなのか調査するブログ。とかなら特定の読者に刺さるブログサイトが作れます。
特化サイトを作るときはまずジャンルを絞り次に読者の行動をキーワードにすると、尖った特化サイトが作れます。
ブログ始めたばかりの人はまず雑記ブログからという風潮もあるかもしれませんが、収益化できるか分からないサイトを作るよりは的を絞って50記事で完成するサイトを作ったほうが結果に繋がりやすいと思います。
ちなみに私は雑記ブログで始めて少しずつ特化サイトに移行していきました。
読者に価値を提供する
ブログを収益化する3つ目のポイントは読者に価値を提供することです。
例えば以下のような流れです。
- 何を選んだらいいか分からない→いくつかの解決方法を提示。
- 実体験で興味を持ってもらう→メリット・デメリットを伝えて判断を促す
- 行動に移す理由→行動の手順を示す→行動のタイミングを示す
読者の考える価値というのは、悩みが解決できる・人の実体験を見たい・ノウハウが身に付くなど求める情報がまとめられていることです。
この価値の提供は個人ブログならではの持ち味が存分に発揮できるポイントです。
ブログを収益化するための5つの対策
ではここからはブログを収益化するための5つの対策を解説します。
ロングテールキーワードを狙う
まずブログ運用で必ず押さえておきたいことは、ロングテールキーワードを狙うことです。
- ロングテールキーワードとは
-
月間検索数100〜1,000の比較的検索回数の少ないキーワードのことです。
ロングテールキーワードは複数の単語で構成されていて以下のようなメリットがあります。
- 競合が少なく上位表示させやすい
- アクセスを集めやすい
- 検索意図に合わせた記事を書きやすい
- コンバージョン率が高い
- 音声検索と相性が良い
- ビッグキーワードの評価に繋がる
競合が少なく上位表示させやすい
ロングテールキーワードは3個以上の単語で構成されていて、ブログを始めたばかりの人でも上位表示させやすいというメリットがあります。
例えば「ブログ」というキーワードで月間の検索回数を見てみます。
検索キーワード | 検索回数 |
---|---|
ブログ | 約368,000回 |
ブログ ランキング | 約135,000回 |
ブログ 収益化 | 約22,200回 |
ブログ 始め方 | 約18,100回 |
ブログ とは | 約9,900回 |
ブログ おすすめ | 約4,400回 |
ブログ アフィリエイト | 約3,600回 |
ブログ アフィリエイト おすすめ | 約590回 |
ブログ アフィリエイト 始め方 | 約480回 |
ブログ 一般人 収入 | 約320回 |
このように検索キーワードによって検索される回数が変わります。
ブログで収益化を目指すには、月間検索数100〜1,000の比較的検索回数の少ないキーワードを使用しましょう。
アクセスを集めやすい
2つ目のメリットは、競合が少なくアクセスを集めやすいところです。
ビッグキーワードでは評価されにくいキーワードでもロングテールキーワードなら簡単にアクセスを集められます。
検索意図に合わせた記事を書きやすい
3つ目のメリットは、検索ユーザーの検索意図に合わせた記事が書きやすいというところです。
例えば「ブログ アフィリエイト 始め方」では、ブログアフィリエイトの始め方を知りたいという検索意図が含まれています。
そのため記事を書くときは、ブログアフィリエイトの始め方を書きます。
コンバージョン率が高い
4つ目のメリットはコンバージョン率が高いことです。
例えば「ブログ」というキーワードだけではブログの何が知りたいのか分かりません。
もしかしたらブログのはじめ方ではなく「芸能人のブログを見たい」「ブログという言葉を知りたい」など検索ユーザーの意図(動機)が定かではありません。
一方でロングテールキーワードでは検索ユーザーの「検索意図(動機)」が分かります。
音声検索と相性が良い
最近は音声検索で調べる人も増えています。
その背景は次のような理由が考えられます。
- 何かをしながら検索できる
- 文字を入力する手間がない
- スマートフォンが不慣れな人も検索しやすい
- SiriやAlexaが普及している
例えば「ブログアフィリエイトの始め方を知りたい」このように音声検索すると「ブログ アフィリエイト 始め方」が検索にヒットします。
今後は音声検索が主流になることも予想されます。
↓ここ重要↓
ただし、ロングテールキーワード対策をしている企業サイトが増えることも考えられるので、個人ブログではもう一段下のロングテールキーワードを狙うか検索ユーザーの検索意図をしっかり汲み取ったキーワード選定が重要になってきます。
ビッグキーワードの評価に繋がる
5つ目のメリットはビッグキーワードの評価に繋がることです。
例えば、ロングテールキーワードの記事を10個書いたとします。
そして検索上位を獲得するとミドルキーワードの検索順位が上がります。
そしてミドルキーワードでの評価が高まるとビッグキーワードでも上位表示されることがあります。
このようにロングテールキーワードはブログを始める際に必ず押さえておきたいポイントです。
しかし、ロングテールキーワードにもデメリットがあります。
- 検索数が少ない
- キーワードが重複する可能性がある
検索数が少ない
ロングテールキーワードはビッグキーワードと違い検索回数が少ないです。
そのため、たくさん検索されることはありません。
また、季節や時代によって検索ユーザーの意図も変化するので、過去に月間500回検索されていたキーワードが季節や時代によって増減することも念頭においておきましょう。
キーワードが重複する可能性がある
ロングテールキーワードは複数の単語で構成されていますが、検索ユーザーの検索意図が被ってしまうことがあります。
一般的にキーワードの共食い、カニバリゼーションといわれます。
例えば以下のキーワードで見てみます。
- 「ブログ アフィリエイト 始め方」
ブログの始め方を知りたい - 「ブログ アフィリエイト ジャンル」
ブログを始めるにあたりジャンルの選び方を知りたい - 「ブログ アフィリエイト 違い」
ブログを始めるにあたり違いを知りたい
どれも「ブログアフィリエイトの始め方」という共通の意図が含まれています。
そのため記事を書くときは、それぞれの検索意図を設定して記事を書かないと検索エンジンから重複記事と判断されてしまうことがあります。
ですので、上記のロングテールキーワードの場合は、
- ブログアフィリエイトの始め方の手順の記事
- ブログアフィリエイトのジャンルに絞った記事
- ブログアフィリエイトのASPの違いに絞った記事
このように記事のテーマが被らせない工夫が必要です。
ロングテールキーワードは検索上位に上げやすいメリットもありますが、検索ユーザーの検索意図が重複してしまうこともあるので注意しましょう。
収益記事と集客記事を理解する
ブログを収益化するにあたり「収益記事」と「集客記事」を使い分けることはとても重要です。
ブログ収益化している人のほとんどは「収益記事」と「集客記事」を理解して実行しています。
それぞれの役割は次のとおりです。
- 集客記事の役割
-
自身のブログにアクセスを集める役割を担う記事のこと
- 収益記事の役割
-
収益を生み出す記事のこと
※キラーコンテンツともいわれています。
集客記事の役割
集客記事の役割は商品・サービスの販売を目的としない情報中心の記事です。
先ほど説明したロングテールキーワードを例に挙げると
ブログアフィリエイトの始め方に特化した記事は「ブログアフィリエイトの始め方を知りたい」という検索ユーザーの検索意図「動機)が含まれていますが、実際にブログを始めるまでには至りません。
もちろんアフィリエイトリンクを載せれば運良く販売できるかもしれませんが、そう簡単に行動してくれないのが、ブログアフィリエイトの難しさです。
ですので、集客記事は収益記事に誘導することを目的に記事を作成します。
もちろん集客記事にアフィリエイトリンクを貼るのもOKです。
収益記事の役割
収益記事は、実際に商品・サービスを購入してもらう役割を担います。
キラーコンテンツともいわれ、ブログを100記事書いたとして収益記事は10記事ほどになります。
そして記事作成で1番チカラを入れるコンテンツです。
収益記事は常に新着情報を載せます。
以下の点に注意します。
- 記事の内容は新しいのものか?
- リンク切れはないか?
- 誤字脱字はないか?など
実際に収益を上げる記事なので、手抜き厳禁です。
収益記事の例は「口コミや評判」「メリット・デメリット」「比較記事」など
よくあるのは「◯◯おすすめ10選」のような商品・サービスが一覧になっている記事が収益記事といわれるものです。
検索ユーザーは「まず知りたい」次に購入するか検討します。
商品やサービスを購入する理由は色々あります。
- 口コミで評判だから買いたい
- デメリットを知ったうえで買いたい
- 比較して買いたい など
購入する理由は人によって違います。
また、購買意欲もすぐ買いたい、少し待って買いたい、いつか買いたいなど購入する時期も人によって違います。
収益記事は訪問してくれたユーザーが今すぐ欲しいと思ってもらえるようなコンテンツを作ることが重要です。
内部リンクを貼り回遊率を上げる
次の対策は内部リンクを貼り回遊率を上げます。
先ほどの収益記事に誘導する対策の一つでもありますが、回遊率を上げることは検索エンジンの評価にも繋がります。
Googleの会社理念に「Googleが掲げる10の事実」というのがあります。
Googleが掲げる10の事実より抜粋
- ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
- 1 つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
- 遅いより速いほうがいい。
- ウェブ上の民主主義は機能する。
- 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
- 悪事を働かなくてもお金は稼げる。
- 世の中にはまだまだ情報があふれている。
- 情報のニーズはすべての国境を越える。
- スーツがなくても真剣に仕事はできる。
- 「すばらしい」では足りない。
※本文は省略しています
これはブログを収益化するうえで必ず理解しておきたいポイントです。
回遊率が高いということは、訪問ユーザーが自身のサイトに興味を持ち記事を読んでいるということです。
Googleでは言及されていませんが、サイトの滞在時間は間接的に影響していると思われます。
実際にGoogleアナリティクスの「ユーザーあたりの平均エンゲージメント時間の傾向」という項目があります。
※Googleアナリティクス(GA4)の場合
※以前は平均セッション数で表示されています。
これが意味することは「自身のサイトに長いこと滞在している=ユーザーの満足度が高い」ということに繋がります。
そのため、適切な位置に内部リンクを貼り訪問ユーザーの回遊率を上げることは検索エンジンの評価を上げるうえで重要です。
収益化までの動線を作る
収益化までの動線はブログアフィリエイトをするうえで無くてはならない考えです。
ブログで収益化するにはアクセスを集めて終了というわけではありません。
実際に商品・サービスを販売して初めて収益になります。
そのため、主に何を売って収益を上げるか?この考えが大切です。
収益化までの動線は集客記事→収益記事の流れでOKです。
あとはどこに動線を張るかです。
集客記事を例に挙げると全て記事を読んだ後に内部リンクで収益記事に誘導する。
誘導の仕方も「テキストリンク、ボタンリンク、バナーリンク」全てを活用して訪問ユーザーを収益記事に誘導します。
また収益記事では実際に商品・サービスの販売まで持っていくので、リンクの使い方が重要です。
アフィリエイトリンクをたくさん貼れば良いというものではありません。
有効なリンクのひとつにテキストリンクです。
テキストリンクは「太字」を使います。
※もちろん太字にしなくても構いません。
本文に自然な流れでテキストリンクを配置します。
また、テキストリンクは太字にしないと、それがリンクかどうか判断つかない人もいます。
内部リンクも同様に「太字」を使います。
また、以下のような表でまとめるのもおすすめです。
テーマ名 | SWELL |
---|---|
デザイン | シンプル・おしゃれ |
使いやすさ | クリック操作 |
ページ速度 | 速い |
販売価格 | ¥17,600(税込) ※支払いは一度だけ、複数のサイトで使用できます。 |
公式サイト | 購入はこちら |
分析・リライトをする
ブログを収益化する5つの対策の最後は分析・リライトをすることです。
分析は次のことを確認します。
- 記事ごとのアクセス
- 読者の行動パターン
- クリックの可否
記事ごとのアクセスはGoogleサーチコンソールを使って記事ごとのアクセスと検索上位のキーワードを調べます。
次に読者の行動パターンは可視化ツールを使い読者がどこをよく読んでどこが読まれていないのか確認します。
そしてどこをクリックしているか見ます。
可視化ツールはわたしは「ミエルカ」というツールを使ってます。
次にリライトですが、注意点は無駄なリライトをしないことです。
ブログを収益化することが目的なので、リライトする記事は、
- アクセスが落ちてきた記事
- 収益が落ちてきた記事
- 収益記事の更新
このくらいに留めておきます。
あとは関連記事を増やして新たな訪問ユーザーを獲得することが先決です。
この章ではブログを収益化するにあたり大切な5つの対策を解説しました。
どれも重要な項目なので自身のブログでできていないことはすぐに取り組みましょう。
まとめ ブログの収益化は難しいけどやる価値あり!
今回はブログの収益化が難しいと思われている理由と収益化で大切な5つの対策を解説しました。
ブログを始めたばかりであれこれ対策を講じるのは難しいと思いますが、概要だけでも掴むだけで無駄な努力は避けられます。
私は今の状態に辿り着くまでかなりの時間を要してきました。
ブログは正しい方法で運用すれば高い確率で収益化できます。
ぜひ本記事を参考にブログを運用してみてください。
また分からないことは随時質問を受け付けています。
問い合わせフォームやTwitterでもいいのでお聞きください。