「今なら無料!」
「誰でも稼げる!」
「楽して稼げる!」
など飛びつきたくなるような謳い文句で勧誘を促すアフィリエイト詐欺。
中にはちゃんとしたものもあるかもしれませんが、実践しても効果の薄い商材は多く存在します。
ちなみに私も30万円近くお金を払いSEOの勉強をしました。
詐欺ではありませんが、それに見合う効果は無かったので、今でもモヤモヤが残っています。
そこで今回はアフィリエイト詐欺の勧誘手口から悪質事例、そして解決策を解説しています。
アフィリエイト詐欺に遭わないためにもぜひ本記事を参考にしてみてください。
アフィリエイト詐欺に注意!巧妙な勧誘手口
SNSで勧誘
アフィリエイト詐欺の被害で多いのはTwitterや Instagramでフォローした人から勧誘されるケースです。
多くの場合、DMでテンプレと思われるメッセージが送られてきます。
文章の最後は決まって「◯◯に興味あるのですか?、◯◯をしているのですか?」と疑問形でメッセージが届きます。
最近ではオンラインカジノの勧誘、コンサルティング契約、セミナーなどで高額な入会金や料金を支払ってしまうという被害も発生しています。
マッチングアプリで勧誘
マッチングアプリでの勧誘手口は「簡単に稼げる、副業してみない?」など言葉巧みに相手を誘い有料のアフィリエイトマニュアル、ツールを販売するという手口です。
そのほとんどはネットで検索すると出てくるような情報商材です。
もし怪しいと思ったときは消費者庁の「消費者ホットライン 番号 188」に相談するか警察に110番通報してその場を切り抜けましょう。
LINEグループで勧誘
2022年ごろから増えたLINEグループを使った勧誘方法。
見知らぬ人から大勢の人がグループに招待され、投資や副業に関するや有料商材やコンサルティングを行います。
最近は1ヶ月に一度は必ずLINEグループに招待されます(汗)。
もし招待されても「ブロック」をして通報しましょう。
友人・知人からの勧誘
なかなか断りづらいのが友人・知人からの勧誘です。
有料商材の場合は「時間がないから」と断りやすいのですが、登録系の勧誘に関してはしつこく「会員登録した?」と聞かれるので対処に困ります。
またオンラインカジノの勧誘は誘った人に25%から40%前後の報酬が得られる仕組みです。
ちなみに日本国内での賭博行為は「違法」です。
ただし海外で運営を行うオンラインカジノは違法ではないにしろ過去に逮捕者や警察庁でも「オンラインカジノは犯罪です!」と注意喚起を促しています。
現状は取り締まる法律がないため違法とも合法とも言えませんが、怪しいと思ったものには手を出さないのが得策です。
副業サイトからの勧誘
副業サイトからの勧誘は詐欺とまではいきませんが勧誘が上手です。
一つ例を上げると、初めは無料のメルマガから始まり徐々に有料商材を買いたくなるような流れで松竹梅と情報商材にもランク分けされます。
例:松59,800円、竹39,800円、梅29,800円。
ランクも松:100万円以上稼ぎたい人、竹:50万円以上稼ぎたい人、梅:30万円以上稼ぎたい人。というように分けられています。
ちなみに私は竹を買ってしまいました。
内容自体はそれなりに為になりましたが、6割はネット検索で調べられる情報だったので割高感はありました。
このようにアフィリエイト詐欺の勧誘手口は身近なところから忍び寄ってきます。
まずは勧誘=もしかしたら怪しいかもしれないという考えを持ち対処しましょう。
アフィリエイト詐欺に注意!悪質事例
悪質事例①必ず儲かるはウソ
よくある悪質な事例の1つは「必ず儲かる!」他にも「簡単に稼げる、楽して不労所得が得られる、自動ツールで稼げる」これらのほとんどはネット検索で得られる情報や簡易的なツールの場合が多いです。
必ず儲かるならもっと評判になりますが、そんなことはありませんからね。ご注意ください。
悪質事例②今なら無料に注意
「今なら無料!期間限定!」日本人はこれらの言葉には弱いですよね。
怪しいと分かっていても何かにすがりたいときは手を出しがちです。
もし、無料や期間限定という言葉を見かけたら1〜2ヶ月後にもう一度その広告を見てみましょう。
全く同じことが書かれているようならこの先もずっと無料や期間限定の可能性が高いです。
うっかり手を出してしまうと高額な情報商材や別の勧誘に誘われてしまうことも考えられます。
甘い誘いには十分に注意しましょう。
悪質事例③金額に見合わない商材
この点は判断が難しいです。
高額な情報商材ほど魅力的に感じます。
もしかしたらもっと稼げるのではと錯覚してしまいます。
しかし、そのほとんどはネットで検索できることにちょっと情報が足されたようなお粗末なものが多いです。
実際に私は情報商材に30万円以上かけましたが、今はクローゼットに眠っています。
所詮その程度ということです。
そんな情報商材にお金をかけるくらいなら、優秀なツールやブログ運営に役立つものにお金をかけたほうがましです。
アフィリエイト詐欺に注意!解決策
消費者ホットラインに相談する
まずは消費者庁の消費者ホットラインに電話をしましょう。
番号は「188」です。
※0570-064-370でも繋がります。
そして相談内容に合わせた解決策を提示してもらえます。
例えば事件性があると判断された場合には「警察」。法律が絡むことは「弁護士」。
1人で考え込まず相談をして、これ以上の被害に合わないようにしましょう。
警察の専用窓口に相談する
消費者ホットラインには即効性はありません。
もし、アフィリエイト詐欺で身の危険を感じたときは警察に110番通報をしましょう。
そして、被害届についても警察の方に相談しましょう。
弁護士に相談する
また、法律が絡むことは弁護士に相談をして対処方法を考えてもらいましょう。
ただし弁護士に依頼をするとそれなりに費用がかかります。
依頼内容によっても弁護士費用は変わりますが、数十万円の依頼費用と返金されたときの成果報酬何割かが弁護士費用としてかかります。
ただ被害額が全て戻ってくる保証はないので被害額によっては「諦める」という選択も念頭に置き弁護士に相談しましょう。
アフィリエイト詐欺に注意!日頃から心がけること
誇大表現に注意する
やはり誇大表現には気を付けましょう。
特に「誰でも稼げる、今なら無料」などの謳い文句は飛びつきたくなりますが、そんな上手くいかないのがアフィリエイトです。
目を惹く表現こそ注意しましょう。
無料という言葉に惑わされない
先ほどの誇大表現に通ずることですが「無料」という言葉には「裏があるかもしれない」ということは念頭に置きましょう。
特に契約や登録のときに銀行口座やクレジットカードの入力が必要なときは特に注意です。
サイト運営は簡単ではない
サイト運営はそんなに簡単なものではありません。
地道にコツコツ記事を更新して少しずつサイトを育てていきます。
記事の外注や中古ドメインで運用する方法もありますが、それでも必ず稼げるという保証はありません。
常日頃から学びを取り入れサイト運営をしましょう。
まとめ 情報商材は買わないのが1番!
アフィリエイト詐欺に限らず悪質な詐欺行為というのは巧妙な手口で「あれよあれよという間に契約してしまった、購入してしまった」ということになりがちです。
そして詐欺に遭うと被害額が戻ってくるという保証はありません。
ですので1番の対策は「情報商材は買わない!」これに限ります。
私は情報商材に30万円以上かけてしまいましたが、今でも後悔しています。
あのお金があれば他にできることが色々あったのにと3年経った今でも悔やんでいます。
ですので「情報商材は買わない!怪しいと思ったらすぐに身を引く」この点を念頭に置き詐欺被害に遭わないように気を付けましょう。